AppleのCEO、ティム・クック氏は、ホリデーショッピングの初週にApple Watchの売上が記録を更新したと述べた。「データによると、Apple Watchは好調で、今年のホリデーギフトの中でも最も人気のあるものの一つになりそうです」とクック氏は述べた。
ロイター通信：
クック氏はロイター通信からの電子メールに応えて、この機器のセルスルー（小売店の棚に単に並べられているのではなく、消費者にどれだけ売れたかを示す指標）が過去最高に達したと述べた。
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「売上の伸びは桁外れです。実際、ホリデーショッピングの最初の週では、Apple Watchの売上は製品発売以来最高の週となりました。そして予想通り、Apple Watchにとって過去最高の四半期となる見込みです」と彼は述べた。
クック氏の発言は、調査会社IDCが月曜日に発表したデータに続くものだった。IDCによると、ウェアラブル市場におけるAppleのシェアは5%に低下し、「フィットネストラッカー」がウェアラブル市場を席巻し始めたという。IDCのレポートによると、Appleは第3四半期にウェアラブルを110万台出荷したと推定されており、前年同期の390万台から減少している。
クック氏はApple Watchの実売率は高いとコメントしたものの、正確な販売台数については明らかにしなかった。AppleはApple Watchの具体的な販売台数を公表したことはなく、iPodやApple TVとともに「その他の製品」カテゴリーに分類している。
テックナリシス・リサーチのアナリスト、ボブ・オドネル氏は、Apple WatchはiPhoneやMacといった同社の他の製品よりもギフトとして自然な選択肢であるため、ホリデーシーズンの四半期には好調な売上が見込まれると述べた。また、Appleは今年同製品の値下げも行っており、ホリデーシーズンの売上比較に寄与する可能性があるとオドネル氏は指摘した。
（MacRumors経由）
