アップルのアンジェラ・アーレンツ氏の肩書きが「リテール担当シニアバイスプレジデント」に

アップルのアンジェラ・アーレンツ氏の肩書きが「リテール担当シニアバイスプレジデント」に

Appleは、シニアバイスプレジデントのアンジェラ・アーレンツ氏の役職名の変更を反映するため、経営陣のページを更新しました。アーレンツ氏はこれまで「リテールおよびオンラインストア担当シニアバイスプレジデント」でしたが、役職名が「リテール担当シニアバイスプレジデント」に簡素化されました。

アップルのアンジェラ・アーレンツ氏の肩書きが「リテール担当上級副社長」に変更

Ahrendts 氏の職務は次のとおりです。

アンジェラ・アーレンツは、Appleのリテール担当シニアバイスプレジデントであり、CEOのティム・クックに直属しています。アンジェラは、Appleの実店舗、Appleのオンラインストア、そしてコンタクトセンターの戦略、不動産開発、運営を担当しています。

アーレンツ氏は2014年、バーバリーのCEOを務めていた後、アップルに入社した。当時、クパチーノにあるアップルの小売部門責任者のポストは、ディクソンズの元CEOジョン・ブロウェット氏が1年足らずで退任したため、空席となっていた。ブロウェット氏は、2011年にアップルを退社し、小売大手JCペニーに就任したロン・ジョンソン氏の後任だった。

2014年にAppleに入社して以来、アンジェラはAppleの実店舗とデジタルリテール事業を統合し、年間10億人を超えるお客様にシームレスなカスタマーエクスペリエンスを提供することで、コミュニティを教育、刺激、エンターテイメント、そして豊かなものにすることを目標としています。Appleの従業員は、店舗とオンラインにおけるカスタマーサービスの基準を確立し、高度な訓練を受けたジーニアスによるサポートとクリエイティブプロフェッショナルによる専門的なアドバイスを提供することで、お客様がApple製品を最大限に活用できるよう支援しています。

アーレンツ氏の肩書き変更は、Apple社内で何か不穏な動きがあるというわけではないだろう。むしろ、Appleが小売ブランドを簡素化する動きを反映している可能性が高い。最近では、直営店を指す際に「ストア」という呼称を廃止するなど、その動きは顕著だ。Appleはまた、ここ数年、オンラインと実店舗の体験をより統合する取り組みを進めてきた。

(MacRumors経由)