iPhoneの貢献で中国電信は第3四半期に20%の利益増を達成

iPhoneの貢献で中国電信は第3四半期に20%の利益増を達成

中国で加入者数第3位の携帯電話会社、中国電信は、iPhoneユーザーによるデータ使用量の増加により、予想を上回る四半期利益の増加を記録した。

チャイナテレコム

ブルームバーグ:

北京に本社を置く同社は本日、ウェブサイトに掲載した声明で、9月30日までの3カ月間の純利益が前年同期の37億5000万元から20%増加し、45億元(7億4000万ドル)となったと発表した。これは、ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想平均である44億1000万元を上回った。

同社は、中国でiPhoneを提供する2社の携帯電話事業者のうちの1社であることの恩恵を受けている。もう1社は中国聯通(チャイナ・ユニコム)だ。両社とも四半期決算で予想を上回ったが、まだiPhoneを顧客に提供していない中国移動(チャイナ・モバイル)は予想を下回った。

中国電信の第3四半期の売上高は719億6000万元から12%増加して807億元となった。

中国電信のモバイル部門は第3四半期に3Gユーザーを915万人増やして9,650万人に増やし、第3四半期末時点での同社のワイヤレス加入者総数は1億8,110万人となった。

中国における携帯電話利用者数では、中国移動通信と中国聯通に次ぐ規模となっている。中国移動通信の加入者数は7億5,500万人、中国聯通の加入者数は2億7,300万人であると両社が今月発表した。