AppleがTestflightをアップデートし、新しいiOS、tvOS、watchOSベータ版のテストが可能に

AppleがTestflightをアップデートし、新しいiOS、tvOS、watchOSベータ版のテストが可能に

Appleは、iOS 10、watchOS 3、tvOS 10のベータ版でのソフトウェアテストをサポートするために、Testflightアプリテストプログラムを更新しました。同社はまた、iTunes Connect経由で、開発者向けの新しいApp Store最適化および分析ツールも発表しました。

AppleがTestflightをアップデートし、新しいiOS、tvOS、watchOSベータ版のテストが可能に

AppleInsider:

Appleの開発者ポータルに掲載された発表によると、TestFlightは月曜日にリリースされたiOS 10、watchOS 3、tvOS 10のベータ版向けに開発されたアプリに対応しました。このリリースでは、SiriKitやtvOSのプッシュ通知など、新たに導入された多数の機能がサポートされています。

Testflightのリリースノートでは、Appleは全体的な安定性が向上したと述べています。また、iOS 10ベータ版では、自動アプリアップデートがオンになっていると、TestFlightによってインストールされたベータ版アプリがApp Store版に置き換えられてしまうという既知の問題も指摘されています。この問題が発生した場合、Appleは自動アプリアップデートを無効にすることを推奨しています。この問題は今後のリリースで修正される予定です。

AppleはApp Storeのインプレッションを測定するための新しい分析ツールを追加しました。これにより、開発者はApp Storeの検索結果、おすすめページ、トップチャートリスト、そして自社の製品ページで、自社アプリのアイコンが何回表示されたかを確認できるようになりました。このツールは、どこからでもコンバージョン率を計算できます。

AppleはApp Storeの最適化に関するドキュメントも公開しており、開発者が顧客をより的確にターゲティングできるよう支援することを目的としています。また、AppleはiMessageアプリの申請はiTunes Connectではまだサポートされていないと指摘しています。