International Business Times のライター、マイケル・リアモンス氏は、 HBO と Apple が、月額 15 ドルの独立型ストリーミング パッケージとして HBO を Apple TV に導入する交渉を行っていると述べている。
CNBCも、AppleとHBOが交渉中であるとツイートしており、以下のビデオツイートで確認できる。
速報:@JBoorstinの情報筋によると、AppleとHBOは、Apple TVを「HBO Now」のローンチパートナーにすべく交渉中とのこと。https://t.co/hQd9AzA3Xr
— CNBC Now (@CNBCnow) 2015年3月4日
HBOのウェブ限定ストリーミングサービス「HBO Now」のニュースが初めて浮上したのは2014年10月、HBOのCEOリチャード・プレプラー氏が投資家向けのプレゼンテーションで同社の計画を発表した時だった。
このサービスにより、ユーザーはケーブルテレビに加入することなく、HBOに月額定額料金を支払うだけでHBOのコンテンツにアクセスできるようになります。これにより、HBOは、通常のケーブルテレビや衛星放送の顧客以外にも自社コンテンツを提供する初の大手プレミアムコンテンツプロバイダーとなります。
リアマス紙によると、HBOのウェブ限定サブスクリプションは、4月12日に放送される同ネットワークの人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の第5シーズンのプレミアに合わせて4月に開始される予定だという。
このサービスは月額15ドルで、ケーブルテレビや衛星放送のプロバイダー経由で加入する場合の料金と同程度だ。
現在、承認された HBO ケーブルまたは衛星放送の加入者は、Apple TV、iPhone、iPad デバイスを介して HBO Go オンデマンド サービスを視聴できます。
このようなサービスは、テレビや映画を見るために高額なケーブルテレビや衛星放送の契約をやめようとしている視聴者、「コードカッター」にとって大きな恩恵となるだろう。
コンテンツプロバイダーはこれまで、ケーブルテレビや衛星放送事業者からの既存の収益源を阻害することを避けるため、視聴者に直接コンテンツを提供することに消極的でした。こうした消極的な姿勢が、HBOのようなコンテンツを提供するための独自のストリーミングサービスを立ち上げるというAppleの計画を遅らせたと考えられています。