Macのヒント:Mac OS X Lionでゴミ箱を確実に空にする

Macのヒント:Mac OS X Lionでゴミ箱を確実に空にする

このMacのヒントはMark Greentree氏によるもので、元々はMark氏のブログ「Everyday Mac Support」に掲載されていました。Mark氏のその他のヒントについては、彼のサイトをご覧いただくか、Twitterでフォローするか、こちらのアーカイブ記事をご覧ください。

ゴミ箱を空にしてもコンピューターからファイルが完全に削除されるわけではないことをご存知ですか?

不要なファイルをゴミ箱から削除すると、ファイルがビューから削除され、コンピューターがより多くの使用可能なストレージスペースを表示できるようになり、後日それらのファイルが他のファイルで上書きされるようになります。

これを念頭に置くと、回復ソフトウェアをコンピューター上で実行して、削除されたファイルを復元できることも意味します。

回復ソフトウェアが機能しないのは、削除したファイルの情報を含むセクターをコンピューターがすでに上書きしている場合のみです。

ただし、データの機密性を重視する場合は、別の方法があります。

「ゴミ箱を確実に空にする」機能を使うことができます。この機能は、Finder で以下のように表示されます。

ゴミ箱に記事があるときにこれを選択すると、次のポップアップ ウィンドウが表示されます。

続行するには、「安全にゴミ箱を空にする」を押すだけです。

この方法を使用すると、ドライブ上のデータと対応するセクターが、読み取り不可能な情報である「デジタル ノイズ」で上書きされ、それらのファイルを回復できなくなります。

「安全にゴミ箱を空にする」方法は、米国国防総省のデータ消去基準を満たしていると言われています。

ゴミ箱を安全に空にする機能は、以前のバージョンの Mac OS でも利用可能でした。

さらに役立つヒントについては、「ハウツー」カテゴリにアクセスして、チュートリアルの完全なコレクションをご覧ください。