Opera Softwareは、iPad専用ブラウザ「Coast」をリリースしました。同社が「iPadに搭載されるべきブラウザ」と謳うこのWebKitベースのブラウザは、従来のツールバーを廃止し、タッチスクリーンインターフェースに最適化されています。
マックルーマーズ:
代わりに、ユーザーはページ間をスワイプして移動します。インターフェースを可能な限りすっきりと保ち、ユーザーが現在閲覧中のウェブページに集中できるようにするために、URLボックスは表示されません。個々のページにはタブはなく、iOS 7のアプリケーション切り替えのようにサムネイルを使ってページを切り替え、上方向にスワイプしてページを閉じることができます。
アプリのホーム画面には、YouTube、Google+、Viceといった有名なウェブサイトが多数表示されます。これらの表示は、必要に応じて並べ替えたり削除したりできます。よく閲覧されるページは、時間の経過とともにホーム画面に表示されるようになります。Coastブラウザは、Operaが過去のブラウザ開発で使用していた独自のエンジンではなく、iOSに組み込まれているWebKitブラウザエンジンを採用しています。
Opera社は、これをタブレット端末におけるブラウジング体験を再設計し、再定義するための単なる試みと捉えています。同社は、CoastをiPhoneやAndroid端末など他の端末でも近日中にリリースする予定です。
Coast はApp StoreからiPad向けに無料でダウンロードできます。[直接リンク]