新たなレポートによると、Apple iPhone XのTrueDepthカメラと、それが実現するFace IDやアニ文字などの機能は、ユーザー満足度を高める機能だという。
AppleInsider:
iPhone XのホームボタンとTouch IDがなくなり、新しいタッチナビゲーションジェスチャーとFace ID認証が導入されたことで、iPhoneのアップグレードをする人が敬遠するかもしれないという憶測に反論し、Strategy Analyticsの消費者感情分析グループが発表したレポートでは、新しい携帯電話の前面にあるTrueDepthカメラが購入者の関心を最も惹きつける要因であるとし、Face IDに関する顧客の感情は「極めてポジティブ」であると指摘した。
この報告書では、iPhone Xの早期購入者568人を対象に調査が行われ、調査対象となったユーザーの約80%が同デバイスの新機能に対して好意的な見方を持っていることがわかった。
この調査では、端末に関してもブランドロイヤルティが継続していることが示されました。「ブランドエクイティはiPhone Xにとって依然として重要な要素です。確固たるブランドであり、忠実な顧客基盤を持つため、既にAppleエコシステムに属している人々は引き続きこれらの製品を購入するでしょう。」
同社の主任アナリストであり、本レポートの著者でもあるアダム・ソーワート氏は、「iPhone Xの早期購入者は総じてデバイスに満足している。デバイスの機能に対する消費者心理とAppleのブランドイメージが相まって、このデバイスは米国スマートフォン市場で際立った製品となっている」と述べた。
