アップルの広報担当者は水曜日、ロイター通信に対し、同社は今週初めにサファイアメーカーのGTアドバンスト・テクノロジーズが破産申請したことに驚いており、現在、次にとるべき措置を検討中であると語った。
広報担当のクリス・ゲイザー氏は「GTの意外な決断を受けて、我々はアリゾナ州の雇用を守ることに注力しており、次のステップを検討するにあたり州および地方当局と協力を続けていく」と述べた。
GTは、Appleが1億3,900万ドルの最終前払い融資を差し控えたことで、支払いに困難を抱えていると報じられている。この融資は、Appleが所有するアリゾナ州メサのサファイア工場でサファイアガラス事業を再開させるための5億8,000万ドルの融資パッケージの一部だった。
GTの連邦破産法第11章に基づく最初の審理は木曜日に予定されている。同社は月曜日の突然の破産申請に至った経緯について、その場で説明するとしている。