Facebook、Google、その他各社、Apple対Samsungの再審理を求めるSamsung側に立つ

Facebook、Google、その他各社、Apple対Samsungの再審理を求めるSamsung側に立つ

シリコンバレーの多くの企業が、アップルとの継続中の特許訴訟でサムスンが損害賠償額の制限を求めた訴えを却下した判決の再審理を求めるサムスンを支援している。

サムスン_アップル_コート_スモール

マックルーマーズ:

Facebook、Google、eBay、HP、Dellをはじめとするシリコンバレーの企業は、進行中のサムスンとAppleの特許訴訟に介入し、7月1日に米国連邦巡回控訴裁判所に提出された「法廷助言者」による陳述書において、韓国企業であるApple側に立った。この陳述書はInside Sources [AppleInsider経由のPDF]によって初めて発見された。これらの企業は、裁判所がサムスンに利益の譲渡を命じることは、イノベーションの阻害につながると主張している。

企業は、この決定が認められれば、複雑な技術の研究開発に毎年数十億ドルを費やしている企業に「壊滅的な影響を与える」と主張している。

両社は、数千もの異なるハードウェアおよびソフトウェア部品で構成されるスマートフォンなどの技術は複雑すぎるため、個々の部品の侵害に基づいて利益を得ることはできないと主張している。また、ユーザーインターフェースの作成といった機能に関する特許侵害訴訟はイノベーションを阻害すると主張している。

Appleは、同社の主張は却下されるべきだと反論した。クパチーノに拠点を置くこの法律事務所は、Googleを特に指摘し、同社はサムスンが侵害デバイスに使用しているAndroidオペレーティングシステムの開発元であるため、この訴訟に強い関心を持っていると指摘し、マウンテンビューに拠点を置くGoogleは公平な「法廷の友人」であると主張することはできないと述べた。

サムスンは6月中旬、アップルが5億4800万ドルの損害賠償を受けるとする判決の中核部分を再考するよう裁判所に要請した。韓国の電子機器メーカーは、前回の判決で用いられた3人の判事ではなく、12人の判事からなる合議体で再審理を行うよう求めた。