iOS 7におけるAppleの新しいアイコンとデザイン要素は、確かに以前のiOSバージョンとは根本的に異なりますが、誰もがこの変更を気に入っているわけではありません。中には、例えば新しい標準アプリアイコンをデザインした人々のデザインスキルに疑問を抱く人もいます。TheNextWebのMatthew Panzarino氏によると、それにはちゃんとした理由があります。これらのアイコンは、ジョナサン・アイブ氏やAppleのデザインチームがデザインしたものではなく、Appleのマーケティングチームが作成したものなのです！
TheNextWeb:
…デザインがあまりにも異なるので、iOS 6のホーム画面を開発したのと同じチームが作ったことに驚かれるかもしれません。その通りです。私たちは今週ずっとiOSの新しいデザインについて関係者と話し合ってきました。そして、複数の情報源から、ここ数ヶ月のApple社内での状況がより詳しく分かりました。
まず第一に、新しいアイコンの多くは、アプリデザインチームではなく、Appleのマーケティングおよびコミュニケーション部門のメンバーによって主にデザインされました。私たちが聞いたところによると、デザイン担当SVPのジョニー・アイブ氏（現在はAppleのヒューマンインタラクション部門の責任者も兼任）が、印刷およびWebマーケティングのデザインチームを招集し、標準アプリアイコンの外観とカラーパレットを決定しました。その後、彼らはそれをアプリデザインチームに引き継ぎ、アプリデザインチームはそのパレットを参考にしながら、独自の「インテリア」作業を行いました。
[…] また、私たちが見聞きしてきたことから、現在私たちが目にしているiOS 7は「開発途中」のスナップショットであることも明らかです。設計と開発作業は依然としてフル稼働しており、今週発表されたものは完全に「進行中」です。例えば、カンファレンスのステージ上でプレゼンターが使用したiOSの一部ビルドは、月曜日にリリースされたものよりも既に新しいとのことです。
このレポートでは、iOS 7ベータ1の現在のデザインは「開発中」であり、最終リリースに向けて大幅な変更が加えられる可能性が高いことも明らかにされています。現在のデザインは単なる仮置きと考えてください。今後、私たちがまだ目にしていない大きな変更が予定されています。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=F0ErUMeT7uE
では、なぜジョニー・アイブと仲間たちはマーケティングチームにすべてを任せることにしたのでしょうか？答えは簡単です。新鮮な視点が必要だったからです。パンザリーノはこのアイデアの背後にあるインスピレーションを一言で要約しています。「Appleは過去のデザイン言語からのスタイル的かつ心理的な脱却を必要としていました。そしてアイブは、その脱却を実現するために『新しい』人材を採用したのです。」
興味深いですね。少なくとも、現在のデザインに満足していない人たちに希望を与えてくれるはずです！詳細はTNWのオリジナルレポートをご覧ください！
