アップル、ブラジルでのiPhone商標決定を不服として控訴

アップル、ブラジルでのiPhone商標決定を不服として控訴

今週初め、Appleがブラジルにおける「iPhone」商標の独占権を、iPhoneと呼ぶAndroidスマートフォンを販売する現地企業Gradienteに奪われたと報じました。現在、Appleはブラジル工業所有権庁(INPI)の決定に対し控訴したと報じられています。

ブラジルのiPhone

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ブラジルの主要日刊紙「フォリャ・デ・サンパウロ」によると、アップルは特許権の没収を理由にINPIの決定を控訴した。

アップルの主張は、ブラジルで「iPhone」の名称を所有するグラディエンテ社が、2008年に商標を付与されてから5年という法定期限内にその名称を使用しなかったというもの。

グラディエンテ社は今後60日以内に「iPhone」という製品を実際に発売したことを証明しなければ商標を失うリスクがある。

伝えられるところによると、Gradiente は 2000 年から Neo-One 端末を販売しており、昨年、この端末を再設計し、上記のように「G-Gradiente iphone」として発売した。

昨年、Appleは中国でも同様の窮地に陥りました。中国企業のProViewが、中国におけるiPadの商標権を主張したのです。クパチーノに拠点を置く同社は、最終的に6,000万ドルで和解しました。