アップルとの2度目の特許訴訟を前に、判事はサムスンの特許2件を無効とした

アップルとの2度目の特許訴訟を前に、判事はサムスンの特許2件を無効とした

2014年3月31日、AppleとSamsungの間で第2次特許侵害法廷闘争が始まる予定だ。2013年9月、ルーシー・コー判事は両社に対し、裁判から特許を1件ずつ除外することで、進行中の法廷闘争の範囲を狭めるよう命じた。

サムスン アップル 法律

マックルーマーズ:

さて、FOSS Patents は、コー判事が昨日サムスンの特許を無効とし、サムスンがアップルの特許を侵害したとの判決を下したと報じており、韓国企業が今後の裁判に提出できる特許は 4 件だけとなった。

コー判事はサムスンのマルチメディア同期特許を無効とし、またサムスンのAndroidデバイスがオートコンプリート機能をカバーするアップルの特許を侵害していると指摘した。

FOSS Patents の Florian Mueller 氏は、 侵害されたオートコンプリート特許が Google とその Android ライセンシーにとって深刻な問題を引き起こす可能性があると指摘している。

サムスンがこのオートコンプリート特許を侵害した場合(コー判事はそう結論付けた)、他のAndroidデバイスメーカーにも問題が生じる。サムスンと緊密に協力して、単語レコメンデーション特許に対する匿名の再審査請求に関与している可能性のあるGoogleは、自国の裁判所によるこの判決に明らかに不満を抱くだろう。

コー判事の判決が、2月上旬に予定されているApple CEOティム・クック氏とSamsung CEOオ・ヒョン・クォン氏間の調停に影響を与えるかどうかは、時が経てば分かるだろう。3月の裁判に加え、両社は1月30日に予定されているAppleによるSamsung製品の米国における販売禁止を求める訴訟でも直接対決することになる。