Appleが主力製品iPhoneの次期バージョンでは背面カメラの解像度をアップグレードしないという噂により、カメラモジュールサプライヤーのLargan Precisionの株価は昨日大幅に下落し、正午過ぎに7%近く下落して底値を付けた。
チャイナポスト:
携帯端末用カメラ供給業者の株価は、日中安値の1,105台湾ドルから反発し、45台湾ドル(3.81%)下落して1,135台湾ドルで取引を終えた。
同誌は野村證券の報道を引用し、ラーガンのパフォーマンス低迷は、Appleが次世代端末の背面カメラを8メガピクセルに据え置き、代わりに手ぶれ補正機能を強化するとの噂が原因だと述べている。業界関係者の中には、16メガピクセルへのアップグレードを予想していた者もいた。
Appleは2011年にiPhone 4Sで初めて8MPリアカメラを搭載し、その後iPhone 5/5s/5cでも同画素数を維持しました。iPhone 5sでは8MPを維持しましたが、ピクセルサイズの拡大、新しいデュアルLEDフラッシュ、絞り値の拡大、そしてソフトウェアの改良により、カメラの性能が大幅に向上しました。
チャイナポスト紙は、ラーガンはアップルが要求する複雑なカメラモジュールに対応できる数少ない企業の一つであり、競争の激しいこの分野で依然としてリーダーであると伝えている。
野村証券はラーガン株の目標価格を1,413台湾ドルに引き上げ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは目標価格を1,440台湾ドルに引き上げた。