9月にコムキャストがライブTVストリーミングサービスに取り組んでいるとの報道を受け、同社はiPad向けのライブTVストリーミングサービス「AnyPlay」の提供を開始しました。このサービスは、タイム・ワーナーやケーブルビジョンといった他のケーブル会社が提供するサービスに似ています。
同社は本日、顧客へのサービス提供開始を正式に発表しました。デンバーとナッシュビルのXfinity HDトリプルプレイの顧客が最初に新サービスの提供を受け、その後、他の地域にも順次拡大していく予定です。サービスはまずiPadで開始され、最終的にはMorotola Xoomでも提供される予定です。
このサービスには、別途AnyPlayレシーバーが必要です。これはセットトップボックスのように機能しますが、受信チャンネルのラインナップをWi-Fi経由で配信し、ホームネットワーク経由でiPadなどのデバイスに信号をブロードキャストします。このサービスはネットワークの範囲内であれば利用できるため、iPadを2台目のテレビ画面として使うことができます。
新サービスへのアクセスには、多数のオンデマンド映画や番組を配信するComcastのiPad向け既存アプリ「Xfinity TV」を使用します。Comcastは現在、米国最大のケーブルテレビおよびインターネットプロバイダーです。
