GTアドバンスト・テクノロジーズは破産裁判所に対し、iPhoneメーカーであるアップルを訴えたいものの、裁判は同社にとって「困難で費用がかかりすぎる」ため、アップルとの和解は必要不可欠だと述べた。
AppleInsider:
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、GTアドバンストは破産裁判所に対し、訴訟は同社にとって現実的な解決策ではないため、アップルとの和解案は必要不可欠であると述べた。提出書類の中で、GTアドバンストはアップルの支配下にあるという状況をさらに鮮明に描き、「1000億ドルを超える現金を保有する世界最大級の企業に対する長期にわたる訴訟は困難で費用もかかるだろう」と指摘している。
GTアドバンスト社は裁判所に対し、アップル社が「債権者に損害を与え、あるいはアップル社に不当な利益を与える」ような「不公正な行為」を行ったと非難し、アップル社との裁判で勝てると考えていると述べた。
GTはアップル社から不当な扱いを受けたと主張する一方で、法廷でアップル社と争うには法外な費用がかかると考えている。
アップルは先週、「GTATの大型サファイア・ブール開発の進捗状況を引き続き評価する」と述べたが、GTアドバンスト社はサファイア生産事業から完全に撤退する計画があると述べている。
