更新 – BlackBerryは、Samsungとの買収の可能性について話し合ったことを否定するプレスリリースを発表しました。
BlackBerry Limited (NASDAQ:BBRY)(TSX:BB)(以下「BlackBerry」)は、本日、SamsungによるBlackBerryの買収提案の可能性に関する報道を承知しております。BlackBerryは、SamsungによるBlackBerryの買収提案の可能性に関して、Samsungと協議を行っておりません。BlackBerryは、噂や憶測についてはコメントしないことを方針としており、今後、コメントする予定はありません。
サムスンは、同じく携帯端末メーカーであるブラックベリーの買収交渉を進めている。ロイター通信によると、韓国の電子機器メーカーであるサムスンは、ブラックベリーに対し75億ドルの買収提案を提示しており、同社の収益性の高い特許ポートフォリオの支配権獲得を目指すとみられる。
ロイター通信:
情報筋によると、韓国のサムスンは、ブラックベリーの現在の取引価格より38~60%高い1株当たり13.35~15.49ドルの初期価格を提案した。
情報筋は、会話が非公開であるとして匿名を条件に、アドバイザーと協力している両社の幹部らが先週会合を開き、取引の可能性について話し合ったと述べた。
ロイターが入手した文書によれば、買収提案価格は、12億5000万ドルの転換社債の転換を前提とすると、ブラックベリーの企業価値が60億~75億ドルとなることを意味する。
ブラックベリーは近年、アップルのiOSやグーグルのAndroid端末との競争に失敗し、売上低迷に直面している。
2013年にはフェアファックス・ファイナンシャルから47億ドルの買収提案を受けたが、最終的に破談となった。アップル、マイクロソフト、その他多くの企業が関心を示しているものの、ブラックベリーは分割売却には消極的だった。
BlackBerryの特許の価値は10億ドルから30億ドルと推定されています。同社のポートフォリオには、SamsungやAppleなどのスマートフォン企業に関連する特許が多数含まれています。