ティム・クックの中国滞在最終日:Apple Pay、Apple Watchなどについて語る

ティム・クックの中国滞在最終日:Apple Pay、Apple Watchなどについて語る

4日間の中国訪問の最終日、アップルのCEOティム・クック氏は国営通信社新華網の 取材に応じ、Apple Pay、Apple Watch、そして水曜日に行われた中国の馬凱首相との会談について語った。

アップルCEOティム・クック
Apple CEO ティム・クック – 写真: NBC

9to5Mac:

「中国は私たちにとって本当に重要な市場です」とCEOは述べた。「私たちが行うすべてのことは、中国で実行していきます。Apple Payは最優先事項です。」

クック氏は、アップルは地元の銀行、小売業者、無線通信事業者と会う前に、新しいモバイル決済サービスを中国に導入するためにどのような手順が必要かを把握する作業を進めていると述べた。

クック氏はまた、ユーザーにとってApple Watchは必需品となるだろうと考えている。

「私たちは、これなしでどうやって生きてきたのか不思議に思うようになるでしょう」とクック氏は言った。「素晴らしい製品の真の試金石は、これなしでどうやって生きてきたのか不思議に思うかどうかです。そして、Apple Watchにもきっとそうなるでしょう。」

水曜日に中国の馬凱首相と会談した際、クックCEOは中国政府が関与している可能性のあるiCloudフィッシング攻撃に関する問題を提起したとみられるが、それについて問われると、クックCEOは「議論は『非常にオープン』で興味深いものだった」とだけコメントした。

また、インタビュー中には、クック氏がフォックスコン工場訪問中に話したiPhone従業員(以下のクック氏のツイート参照)が、従業員に英語、コンピューター、その他のトピックのコースを無料提供するというアップルのプログラムに参加していたことも明らかになった。

鄭州でiPhone 6の製造に携わる張凡さんのような才能ある人たちに会えて本当に嬉しかった。今回の旅のハイライトの一つでした。pic.twitter.com/ALo5d3SiSZ

— ティム・クック (@tim_cook) 2014年10月23日