AppleのMacは成長がほとんど見られないものの、依然としてPC市場全体を上回っています。2つの相反するレポートが、現在のPC市場の状況を浮き彫りにしています。
ガートナーは、Appleが2015年第3四半期に全世界で560万台のMacを出荷したというデータを発表しました。これは2014年第3四半期比1.5%増です。市場シェアは7.6%に達し、Appleはレノボ、HP、デルに次ぐトップ5のうち4位につけました。レポートによると、PCの出荷台数は全体で7.7%減少しました。出荷台数が増加したのはデルのみで、0.5%増でした。
ガートナーの米国における数字も、他のPCメーカーと比較して明るい兆しを示しています。Appleの米国における出荷台数は、四半期で7.3%増の250万台となり、米国市場全体の1.3%増を大きく上回りました。Appleは米国市場シェア14.8%で第3位を獲得しました。
IDCの数字は、AppleやPC市場全体にとって、それほど明るい見通しではなかった。世界出荷台数は前年比10.8%減、Macの出荷台数は3.4%減となった。それでもAppleは市場シェア7.5%で世界第4位に留まった。米国では、Macの出荷台数が1.6%増加し、Appleの米国市場シェアは13.7%となった。
Appleは10月27日の決算報告の中で、今四半期のMac出荷台数の公式報告を発表する予定だ。
(MacRumors経由)