テック系スタートアップのMakeblockが、ホバークラフトに変形するモジュール式ドローン「Airblock」をリリース

テック系スタートアップのMakeblockが、ホバークラフトに変形するモジュール式ドローン「Airblock」をリリース

深圳を拠点とするロボットスタートアップ企業Makeblockは、ヘキサコプターやホバークラフトなど、様々な飛行形態に変形可能なモジュール式6軸ドローン「Airblock」を新たにリリースしました。Airblockは、ビルディングブロックの優れた点と飛行物理学および工学技術を融合させ、あらゆる飛行体験にユニークな体験を提供します。

テック系スタートアップのMakeblockが、ホバークラフトに変形するモジュール式ドローン「Airblock」をリリース

Airblockは、工具なしで簡単に組み立て・分解できる磁性モジュール式パーツで構成されています。各セットには、コントロールコア、ホバークラフトベース、ブレードモジュール6個、予備ブレード6個、ブレードシールド10個、壁掛け充電器1個、リチウムイオン充電池1個、USBケーブル1本が含まれています。

中央処理装置、モーター、ローターはすべて、耐久性と強度に優れた柔らかい発泡スチロール製のフレームに収められています。各パーツはマグネットコネクタで簡単に組み立てられます。大型の発泡スチロール製ベースにこれらのパーツを組み合わせれば、水上や平坦な地形を軽快に走行するホバークラフトを組み立てることができます。

テック系スタートアップのMakeblockが、ホバークラフトに変形するモジュール式ドローン「Airblock」をリリース

Airblockは、コマンドセンターのような機能を持つMakeblockアプリ(iOSとAndroidに対応)から操作できます。ワンタッチ操作で、離陸と空中スタントをそれぞれ1つずつ実行できます。ドラッグ&ドロップ式のプログラミング言語を使用して、アプリで空中ルーティンやカスタマイズされたスタントをプログラミングすることもできます。前進、右、上、ロールなどのさまざまなコマンドブロックをドラッグ&ドロップし、それらを繋げるだけで、シームレスなスタントを作成できます。プログラミングに抵抗がある場合は、ジョイスティックコントロールを使ってAirblockを操作することもできます。

マグネット式アタッチメント、モジュール構造、そしてビジュアルプログラミングを備えたAirblockは、ユーザーの想像力によってのみ可能性が広がります。操作には、基本的なエンジニアリング、コーディング、そして飛行物理学が組み込まれています。Makeblockはロボット工学とSTEM(科学、技術、工学、数学)の概念に重点を置いており、Airblockはまさにその目的に適した初心者向けドローンです。

テック系スタートアップのMakeblockが、ホバークラフトに変形するモジュール式ドローン「Airblock」をリリース

1回の充電で約6分間飛行できます。開けた場所では、Airblockは垂直高度16フィート、水平距離50フィートまで到達できます。機体寸法は、航空機の場合235mm x 54mm、ホバークラフトの場合335mm x 208mm x 126mmです。

モバイルデバイスの電源がオフになったり、Bluetooth 接続が失われたりした場合、Airblock はホバリングして自動的に着陸します。

Airblockの小売価格は119ドルです。現在Kickstarterで資金調達中で、出荷予定日は2017年2月です。プロジェクトは24時間で 資金調達に成功し、残り50日で既に目標額の2倍に達しています。詳細はwww.makeblock.comをご覧ください。