アップルのCEO、ティム・クック氏は、金曜日に全米50州で同性婚を認める画期的な判決を下した米最高裁判所の決定を称賛した。昨年10月に同性愛者であることをカミングアウトしたクック氏は、友人である故スティーブ・ジョブズ氏と共同で作った同社の有名な名言「クレイジー・ワンズ」を振り返った。
AppleInsider:
「世界を変えられると信じるほどクレイジーな人たちこそが、世界を変えることができる」とクック氏はツイッターに投稿した。この言葉は、アップルの共同創業者であるジョブズ氏と共同で脚本を手がけた、同社の象徴的な広告「Crazy Ones」でよく使われている。
クック氏は以前、最高裁判決は「平等、忍耐、そして愛の勝利を意味する」とツイートした。クック氏は長年、結婚の権利と全50州における同性婚の合法化を声高に支持してきた。最高裁判所は金曜日、5対4の判決を下し、全米ですべてのカップルが合法的に結婚できるようになるとした。
今日は平等、忍耐、そして愛の勝利の日です。
— ティム・クック (@tim_cook) 2015年6月26日
「世界を変えられると信じるほどクレイジーな人たちこそが、世界を変えることができる人たちなのです。」
— ティム・クック (@tim_cook) 2015年6月26日
長年プライバシーを重んじる人物として知られてきたクック氏は、カミングアウトすることで変化をもたらすことができると気づき、昨年10月にゲイであることをカミングアウトした。「私はゲイであることを誇りに思っています。ゲイであることは、神が私に与えてくれた最高の贈り物の一つだと思っています」と当時、クック氏は綴っている。