Appleのセキュリティ担当副社長ジョン・テリオー氏がiPhone 4Sのプロトタイプ紛失を受けてAppleを退社

Appleのセキュリティ担当副社長ジョン・テリオー氏がiPhone 4Sのプロトタイプ紛失を受けてAppleを退社

9to5Macの報道によると、Appleのグローバルセキュリティ担当副社長であるジョン・テリオー氏は、今年初めに物議を醸したiPhone 4Sの紛失事件の調査後、同社を退社した。退社理由は依然として不明である。

伝えられるところによると、Appleの従業員がサンフランシスコのバーにて「iPhone 5」のプロトタイプ(現在はiPhone 4Sのプロトタイプであることが判明)を紛失したとのことで、その後Appleは物議を醸しながらもそのデバイスを拾ったとされる人物の自宅を訪問し、家宅捜索を行った。

テリオー氏の辞任は、この事件に関連している可能性が高い。テリオー氏は以前、ファイザー製薬の最高セキュリティ責任者(CSO)兼副社長を務め、それ以前はFBIの特別捜査官として勤務していた。テリオー氏は、Appleのセキュリティ業務全般を監督する責任を負っていた。