Operaは先月、ウェブブラウザに無料VPNサービスを追加しました。そして本日、モバイルデバイス用アプリを通じてiOSユーザー向けにもサービスを開始しました。Opera VPNは、ユーザーのプライバシーを保護するだけでなく、一部の企業や機関で導入されているインターネットアクセス制限を回避する手段も提供します。
Opera VPN アプリストアページ:
Opera VPNは広告をブロックし、仮想ロケーションを変更できます。より多くのコンテンツのブロックを解除し、ウェブ上でのトラッカーの追跡を阻止します。しかも完全無料です。
Opera VPN を使用すると、次のメリットが得られます:
– 最速かつ最も信頼性の高い VPN サービスの 1 つ
– 選択した 5 つの仮想ロケーションを介したブロックされていないアクセス (近日中にさらに追加予定)
– Safari、Chrome、その他のアプリに表示される広告をブロックする組み込みの広告ブロッカー
– オンライン プライバシーを強化する組み込みのトラッカーブロッカー
OperaのVPNサービスは、Operaが昨年買収したSurfEasyのサービスを利用しています。OperaはブラウザベースのVPNサービスにもSurfEasyを利用しています。このサービスは現在テスト段階にあり、ブラウザの開発者版でのみ利用可能です。
「学生から社会人まで、毎日何百万人もの人々が、キャンパスや職場のWi-Fiでネットサーフィンをしている際に、Snapchat、Instagram、Facebookなどのソーシャルメディアサイトがブロックされていることに気づいています。動画ストリーミングサイトも同様です」と、OperaのVPN部門であるSurfeasyの社長、クリス・ヒューストン氏は今朝の発表で述べています。「新しいOpera VPNアプリは、人々がウェブの障壁を打ち破り、本来あるべきインターネットを楽しむお手伝いをします」と付け加えました。
OperaのiOS用VPNアプリを使えば、ユーザーは米国、カナダ、ドイツ、シンガポール、オランダの5か国のいずれかからインターネットに接続しているように見せかけることができます。(Opera社によると、今後さらに多くの国で利用可能になる予定です。)
Operaは、他の無料VPNサービスとは異なり、ユーザーのVPN使用状況の統計を一切追跡していないと述べています。Opera VPNアプリはiOSデバイス向けにApp Storeで無料で入手できます。[ダウンロードはこちら]
(TechCrunch経由)