パイパー・ジャフレー:iPhoneはGalaxyの上位機種よりも価値を維持している

パイパー・ジャフレー:iPhoneはGalaxyの上位機種よりも価値を維持している

投資銀行パイパー・ジャフレーはiPhoneの再販価格指数の結果を発表し、それによるとAppleのiPhoneの価値が下がる割合はSamsungの同等のAndroid端末の半分以下であることが分かった。

13.05.14-再販価格

AppleInsider:

AppleInsiderと共有された最初のレポートでは、iPhone 5、iPhone 4S、iPhone 4、Galaxy S III、Galaxy Note IIの米国eBayオークション価格を比較し、Appleの携帯電話に対する現在の消費者の雰囲気を判断する手法が用いられた。

アナリストのジーン・マンスター氏によると、この指数は「米国で消費者が補助金なしの携帯電話にいくら支払う意思があるかを示す指標」だという。

「8週間のデータから得られた重要なポイントは、iPhoneが上位2つのGalaxyスマートフォンと比較して、その価値をわずかに維持しているということだ」とマンスター氏は書いている。

iPhone 5はGalaxy S IIIより46%高価だが、値下がりはサムスンデバイスが13.7%だったのに対し、iPhone 5はわずか11.2%にとどまった。

調査対象となった端末の中で最も好調だったのはiPhone 4Sで、2ヶ月間でわずか7%しか値下がりしませんでした。2位はiPhone 4で、8.8%の下落、3位はiPhone 5でした。

最も大きな下落を見せたのはサムスンギャラクシーS IIIとギャラクシーノートIIで、それぞれ13.7%と15%の減少となった。

レポートによると、iPhoneのオークション価格の下落は、既存ユーザーが新型iPhoneの発売を待ち望んでおり、次世代モデルへの期待から市場にiPhoneを大量に購入していることを示唆しているという。また、評価額の低下は、Galaxyシリーズへの嗜好の変化を示唆している可能性もある。

「9月末に予定しているiPhone 5Sの発売が近づくにつれ、iPhoneのアフターマーケット価格は引き続き下がると予想しています」とマンスター氏は語った。

パイパー・ジャフレーは3月15日からeBayのオークション価格を監視しており、毎週、直近で販売された50台の携帯電話を調べて、各端末の「適正価格」を算出している。