ロシアは本日、決済分野で大きな一歩を踏み出し、銀行が顧客にApple Payを提供する10番目の国となりました。この動きはAppleの地域ウェブサイトで発表されました。この非接触型決済システムは、ロシアでまずSberbankとMastercardの提携により運用されます。
マックルーマーズ:
ズベルバンクによると、Apple Payはズベルバンクオンラインモバイルアプリで簡単に設定でき、ズベルバンクカード会員の皆様には馴染み深いものとなるでしょう。ユーザーは、クレジットカードやデビットカードの特典をそのままに、非接触型決済サービスをご利用いただけます。
ロシアのApple Payユーザーは、ATAK、Magnit、Media Markt、Auchan、Azbuka Vkusa、bp、M.Video、TsUM、そしてApple製品販売店のre:Storeといった小売店で、このサービスを利用してルーブルで決済できるようになります。バーガーキングや家電量販店のEldoradoも、まもなくこれに追随する予定です。
この拡張により、iPhoneおよびApple Watchユーザーは、上記の小売店、そしておそらくNFC接続決済に対応している小規模店舗で、デバイスを使って商品やサービスの支払いができるようになります。macOS Sierraではウェブベースの決済手段としてApple Payも提供されていますが、ロシアのアプリやオンラインストアがこの決済ソリューションの対応開始時期についてはまだ発表されていません。
Apple Payが利用可能な10カ国は、米国、英国、中国、オーストラリア、カナダ、スイス、香港、フランス、シンガポールです。Appleは、アジアとヨーロッパの他の国々へのサービス拡大に「迅速に取り組んでいます」。Appleは先月のiPhone 7発表イベントで、Apple Payがまもなくニュージーランドでも利用可能になると発表しました。