サムスンは、Appleが次期製品に超硬質素材であるサファイアガラスを採用する計画があるとの報道を受け、自社デバイスへのサファイアガラス採用の可能性を再び検討しているようだ。サムスンと同じく韓国のLGも、自社デバイスへのサファイアガラス採用を再び検討していると報じられている。
AppleInsider:
両社は昨年もサファイアを検討していたとみられるが、最終的にはコスト上の理由で断念した。このアジアの巨大企業の方針転換は、 韓国 の etnews.comから発信され、GforGames が 最初に 報じた。
Appleが アリゾナ州のサファイアガラス工場(上図)に5億7800万ドルを 投資したこと を受け、LGとサムスンはアジアのサファイアガラスメーカーにさらなるサンプル提供を要請し、評価を進めている。サムスンが耐久性の高いガラスを採用した場合、Galaxy S6の発売まではどのデバイスにも搭載されない可能性が高い。(サムスンの主力機種Galaxy S5は先月発売されたばかりだ。)
アップルがスマートフォンやタブレット製品にサファイアを使用する可能性はあるが、多くの観測者は、同社が噂の多い「iWatch」には超硬質だが脆いカバーを使用するのではないかと見ている。
Appleはすでに、iOSデバイスの背面カメラやiPhone 5sのタッチIDセンサーにサファイアガラスを採用している。