Proviewとの和解後、Appleは中国で新たな訴訟に直面している。今回はSiriに関するものだとMICGadgetが報じている。上海に拠点を置くZhizhen Network Technologyが6月26日に提起したこの訴訟は、2004年に出願され、2006年に承認された「Xiao Bot」と呼ばれる「インスタントメッセージングチャットボットシステムの一種」に関する特許に関連している。
MICGadget:
Zhizhen氏が提起した訴訟はSiriの商標を侵害したものではなく、Appleが中国版公式サイトでSiriについて説明している紹介文を侵害している。その紹介文には、「Siriはユーザーの発話内容や質問を理解し、ウェブ上で探している答えを見つけることができます」と書かれている。しかし、Appleの中国版サイトではSiriの紹介文はもう見当たらず、著作権侵害を回避するために既に削除されたようだ。
Zhizhen は 2012 年 5 月に法廷外で問題解決を試みたが、Apple が応じなかったため、状況は現在、公判前交渉の段階に移行している。
Appleは2012年1月にSiriを中国で導入し、WWDCではBaiduなどの中国サービスに完全対応したiOS 6を発表しました。今後の展開が注目されます。Appleは中国であと何件の訴訟に直面することになるのでしょうか?