PebbleのCEOは、Apple Watchが実際にスマートウォッチの売上に貢献したと語る

PebbleのCEOは、Apple Watchが実際にスマートウォッチの売上に貢献したと語る

Apple Watchの導入により、Pebbleなど他のiOS対応スマートウォッチの売上が落ちたと思われるかもしれないが、そうではないとPebbleのCEO、エリック・ミジコフスキー氏は語る。

PebbleのCEOは、Apple Watchが実際にスマートウォッチの売上に貢献したと語る

ミジコフスキー氏はCNBCに対し、Apple Watchの発売はウェアラブルデバイスの認知度向上につながり、Pebbleスマートウォッチシリーズの売上を実際に押し上げたと語った。同社では、昨年同時期と比べてスマートウォッチの販売台数が2倍に増加しているという。

「アップルはこの分野に多大な注目を集めた」とミジコフスキー氏は水曜日のダブリン・ウェブ・サミットでCNBCに語った。

「Appleの参入による当社の売上への実質的な影響は実際には見られません。実際、今年の売上は昨年の2倍になっています」と彼は付け加えた。

フィットビットの幹部も今週初め、同様の声明を発表し、アップルウォッチの登場によって自社製品の売上に「重大な影響」は見られなかったと述べた。

両社とも、Appleの高級ウェアラブル端末に惹かれる消費者とは異なる顧客をターゲットにしていると考えており、Fitbitはアクティブなライフスタイルを持つ人々をターゲットにし、Pebbleは手頃な価格のスマートウォッチの選択肢として位置づけている。

「彼らはスマートウォッチ界のロレックスやタグ・ホイヤーになることに非常に注力しています。一方で、私たちはスマートウォッチ界のスウォッチを目指しています」とミジコフスキー氏は語った。「私たちは、楽しくて、少しだけカラフルで、手頃な価格の時計を作っています。本質的には、これまでとは違うタイプの時計なのです。」

今年のスマートウォッチ市場は依然として小規模に留まっているものの、Apple Watchの登場により、依然として成長を続ける市場での売上は大幅に増加した。

(AppleInsider経由)