米国移民関税執行局は、一般の人々が刑事訴追を逃れている児童性的虐待者の追跡を支援できるように設計された新しいiOSアプリ「Operation Predator」をリリースしました。
AppleInsider:
「オペレーション・プレデター」と名付けられたこのアプリは、法執行機関における新たな潮流を象徴するものであり、一般市民の参加を促し、より多くの情報を人々の手元に届けるというものです。米国移民関税執行局(ICE)は、この技術を導入した最初の連邦法執行機関です。
このアプリは、逃亡犯や児童虐待の疑いのある者に関する情報を提供し、ユーザーは匿名でいつでもアプリから情報提供を行うことができます。また、指名手配中の人物に関するプッシュ通知の配信や、メールやソーシャルメディアでの情報共有も可能です。逮捕、起訴、その他ICEの活動に関する最新情報も入手できます。
このアプリを発表するニュースリリースの中で、ICE(移民税関捜査局)のジョン・サンドウェグ代理局長は、捜査において最新技術を活用することの重要性を指摘し、「子どもたちが性的虐待や搾取を受けている場合、子どもを救出し、加害者を裁きの場に引き出すのは時間との闘いです。こうした捜査は私たちの最優先事項の一つであり、今日の世界においては、テクノロジーに精通し、革新的なアプローチをとる必要があります」と述べました。
これは、米国各地の現地事務所からの意見と国土安全保障省捜査局のサイバー犯罪センターの支援を受けて、ICE の広報室によって開発されました。
Operation PredatorアプリはiPhone版App Storeから無料でダウンロードできます。[直接リンク]