iFixitは、今週初めにAppleが発表した2013年モデルの新型iMacを手に入れました。そしていつものように、分解して仕組みを確かめたいという衝動に抗えませんでした!新モデルの分解から、興味深い発見がいくつかありました。
プラス面としては、新しいPCIe SSDベイが垣間見えることです。このベイは、現在出荷されているすべてのiMacに標準装備されています(以前は、Fusion Driveアップグレードに高額な費用を支払った21.5インチモデルにのみ搭載されていました)。PCIe SSDコネクタが標準装備になったということは、新型iMacに2台目のハードドライブまたはSSDを追加できることを意味します。ただし、これはいつものようにAppleのサポート対象外であり、保証は無効になります。
一方、悪いニュースとしては、Appleは21.5インチiMacのCPUをロジックボードに直接はんだ付けすることを選択したようです。また、21.5インチモデルのRAMは依然としてユーザーによる交換ができません(iMacに大規模な改造を施して保証を無効にしたい場合を除きます)。ここでの教訓は、21.5インチiMacのRAM構成は、少なすぎるよりも多すぎる方が絶対に賢明だということです。少なすぎると、RAMのアップグレードは大きな負担になります。
比較的手間のかかるアップグレードと修理オプションにもかかわらず、2013年モデルの新型iMacの修理容易性スコアはわずか5点満点中2点です。新型iMacは、2012年後半のモデルほどアップグレードや修理が難しくないとは言えないものの、かなり近いレベルです。しかも、21.5インチモデルは依然として、サードパーティ製のアップグレードや修理オプションが全く利用できないという、恐ろしい状況です。血みどろの分解画像の全ギャラリーをご覧になりたい方は、iFixitのウェブサイトをご覧ください。