Google CEOのラリー・ペイジ氏は先日、フォーチュン誌の詳細なインタビューに応じ、同社のモバイル戦略、現在の業績、そして将来の目標について語った。また、Appleとの関係の現状についても言及した。
ザ・ヴァージ：
そのインタビューの抜粋がオンラインに掲載されたばかりで、ラリー・ジョンソンはGoogleが競合相手とみなしている企業や、モバイルサービスの収益化をどのように進めようとしているのかといった鋭い質問には慎重な態度で答えを避けているものの、率直なコメントをいくつか残している。インターネットについて言えば、Googleの共同創業者でありCEOでもある彼は、インターネットがかつての広大なデジタル草原ではなく、ますます「島国化」し、ポータルサイトに孤立している現状に失望している。
「インターネットは大学で生まれ、相互運用性を考慮して設計されました。そして、商業化が進むにつれて、より孤立したアプローチが加わってしまいました。これはユーザーにとって少し残念なことだと思います。」
競争について、ペイジ氏は自身の仕事は「主に人々に競争相手のことを考えさせないようにすること」だと考えていると述べています。さらに同氏は、Googleのイノベーションは、ユーザーが必要としているものの、彼ら自身もその必要性に気づいていないようなものを考案することにかかっているため、AppleやAmazonが何をしているのかを気にすることは、Googleの進歩にとってほとんど意味がないと述べています。
ペイジ氏はアップルに対して敵意を一切見せず、自社とクパチーノの人々との関係について問われると、「皆がもっと仲良くやって、ユーザーが他人の活動のせいで苦しむことがなければいいのに」とだけ答えた。
インタビューには他にもたくさんの興味深い内容があり、上記のリンクからご覧いただけます。
