韓国の電子機器メーカー、サムスンが「ミー・トゥー」な動きで有名になったもう一つの事例として、同社は次期フラッグシップモデルとなるGalaxy 5Sに指紋センサーを搭載すると報じられている。このセンサーは「指でスワイプする」方式になると報じられている。
AppleInsider:
通常は信頼できるサムスンウォッチャーSamMobileの報告によると、認証するには、指先から根元まで指の先全体をセンサー上でスワイプする必要がある。スワイプは「中程度の速度」で行う必要があり、スワイプ中は指をホームボタンに平らに当てたままにしておく必要があると、同報道は付け加えている。
サムスンは、ユーザーが指紋を特定のアプリの起動などの個々のシステム機能にリンクできるようにするほか、ドキュメント、アプリ、ウィジェットを非表示にできる新しい「プライベートモード」を有効にする可能性もある。指紋認証対応のウェブログインシステムも実現する可能性がある。
Appleが主力製品であるiPhone 5sにTouch IDを導入して以来、Samsungも主力製品ラインの携帯電話に何らかの指紋認証システムを導入すると予想されていた。
業界アナリストのミンチー・クオ氏は、サムスンの指紋認証システムのアイデアを推し進め、「指紋はスターモデルに必要だ。たとえソリューションがiPhone 5Sほど成熟していなくても、スターモデルにその機能が欠けていてはだめだ」と述べた。
iPhone 5s の Touch ID は、ホームボタンを押すというすでに確立されたプロセスの一部として指紋認識が組み込まれていることなどから、おおむね好評を博しています。
サムスンは生体認証企業Validityの技術を使用していると考えられています。AppleのTouch ID技術は、2012年半ばに生体認証企業Authentecを買収したことで生まれました。