ダイナミック・アドバンスは火曜日、同社が保有するSiri関連の特許をめぐる長期にわたる訴訟を解決するため、Appleが同社に2,490万ドルを支払うと発表した。
AppleInsider:
合意条件に基づき、ダイナミック・アドバンス社を傘下に持つマラソン・パテント・グループは、ニューヨーク北部地区連邦地方裁判所での訴訟を取り下げた直後に500万ドル、その後の条件が満たされた時点で残りの1990万ドルを受け取る権利を有する。しかし、その見返りとして、アップルは特許ライセンスを取得し、今後3年間は再び訴訟を起こされないという約束を得る。
ダイナミック・アドバンス社は、総収益の約半分をニューヨーク州立レンセラー工科大学(RPI)に支払う予定だと述べている。問題の特許は元々、RPIの教授によって開発されたが、ダイナミック・アドバンス社に独占的にライセンス供与されていた。
しかし、協会は提案されたロイヤルティ率にまだ同意していないため、この問題は「仲裁で解決しなければならないかもしれない」とダイナミック・アドバンスは述べた。ただし同社は、それが「アップルとの解決を妨げることはない」と主張している。
この訴訟は、Appleの仮想プライベートアシスタントであるSiriを搭載した最初のiOSデバイスであるiPhone 4Sが発表されてからほぼ1年後の2012年10月に提起された。