ウォズ、脚本が「ひどい」ため『ジョブズ』出演を断られる

ウォズ、脚本が「ひどい」ため『ジョブズ』出演を断られる

ウォズニアックが『ジョブズ』のシーンが「間違っている」と発言したことがボディブローだとすれば、脚本が「ひどい」という理由で同作品への出演を断ったというニュースは、顎に強烈な左フックを食らわせるほどの痛烈さだ。ウォズニアックはまた、The Vergeに対し、映画で描かれたようなドラッグの問題は実際には存在しなかったと語ったものの、キャスティングは「非常に良かった」と認めた。

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ウォズ:

早い段階で(JOBSの)話を持ちかけられました。我慢できる範囲で脚本を読みましたが、ひどいと思いました。ソニーの人たちからも連絡があり、最終的にはソニーに決まりました。両方の映画に出演して報酬をもらうなんて、ありえないですからね。

[…]

初期の脚本では、私が見た映像と同じくらい異質な方法でドラッグを宣伝していました。例えば、ジョブズが私にドラッグを勧める場面がありました。ジョブズがドラッグを使っているところを見たことも、彼からドラッグを勧められたこともありませんでした。

もしドラッグについて話し合ったとしても、彼は私がドラッグをやっていないことは知っていたでしょう。でも、基本的にはそれを容認していて、(大学時代には)ドラッグをやっている友達と付き合っていたから、私とドラッグについて話すのに気まずさを感じなかったはずです。正直なところ、私たちは仕事やテクノロジーなどについて話しました。

『jOBS』は昨夜サンダンス映画祭で初公開され、ソニー・ピクチャーズ制作、アーロン・ソーキン脚本による別のスティーブ・ジョブズの伝記映画も後日公開される予定だ。

ウォズは確かに『ジョブズ』には良い点もある、特に「とても良い」キャスティングだと語っていましたが、彼の好みは明らかです。ソーキン版がどんなものになるのか、今から楽しみです。