Facebookは今週初め、Apple TV tvOSオペレーティングシステム向けの独自SDKを発表しました。同社によると、tvOSでFacebook SDKを使用することで、開発者はログイン、共有、分析機能などを含む「没入型」ソーシャルエクスペリエンスをtvOSアプリに提供できるとのことです。
Apple TVユーザーにとっての難点の一つは、本体のテキスト入力機能です。パスワードや検索文字列を入力するには、Siri Remoteを使って長い文字列をスクロールする必要があります。FacebookのtvOS向けSDKを使えば、Facebookの認証情報を使って素早くログインできるようになります。
Facebookの認証情報を使用することを選択すると、ユーザーには固有の8桁のコードが表示され、スマートフォンやタブレットに入力してアプリケーションの認証を行います。これにより、Apple TVのオンスクリーンキーボードを使ってログイン情報を入力する手間が省けます。
新しいSDKにより、開発者はApple TVからFacebookアカウントへのコンテンツ（動画、写真、ゲームスコアなど）の共有機能を実装できるようになります。tvOS向けのFacebook SDKを使えば、開発者はオーディエンスとその行動をより簡単に追跡できるようになります。（何と言ってもFacebookですからね…）
tvOS 用の Facebook SDK の使用に関する詳細については、開発者は同社の開発ガイドを参照してください。
