Appleは新製品やデザイン変更した製品を出荷する前に、いくつかのプロトタイプを製作するのが通例です。そんなプロトタイプの一つ、次期Mac Proのプロトタイプが公開されたと報じられており、ラックマウントやスタッキングが可能な新しいデザインが披露されました。
Xserveの終焉により、Macコミュニティはラックマウント可能な選択肢を失いました。そこでAppleは、XServeの後継機としてMac Proを投入しようとしているようです。Mac Proの前回のデザイン変更から約8年が経ちましたが、今回の新デザインは幅がわずか5インチ(以前よりはるかに狭く)、高さもわずかに短く19インチ(約48cm)になると言われています。これにより、サーバーラックへの搭載が可能になります。
この新型マシンは、1スレッドあたり2台のドライブを搭載した「スタック型」ドライブを搭載し、既存のものよりも高いドライブ密度を実現します。これらのスタックは、従来のハードドライブだけでなく、より高速で信頼性の高いSSDを様々な構成で搭載できるように設計されています。このシステム構成の幅は3U(U = 1.75インチ)と言われています。
新型Mac Proが発売されれば、Appleの超高速ThunderBoltテクノロジーが搭載される可能性はほぼ確実ではないものの、高いと思われます。Final Cut Proが6月に大幅なバージョンアップを予定しているので、新型Mac Proを購入するには絶好のタイミングと言えるでしょう。
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9to5Mac経由