中国電信、iPhoneの好調で利益増継続

中国電信、iPhoneの好調で利益増継続

中国電信(チャイナテレコム)は引き続き利益の増加を記録しており、その多くはiPhoneのおかげだ。世界第3位の携帯電話事業者である同社は、iPhone加入者によるデータ利用の増加が寄与し、2四半期連続で黒字を計上した。

中国電信

ブルームバーグ:

北京に本社を置く同社は本日発表した声明で、第2四半期の純利益が前年同期の45億5000万元から21%増加し、55億2000万元(9億200万ドル)となったと発表した。これは、ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均である52億5000万元を上回った。

同社は、第3世代モバイルサービスの利用者増加と、ゲームや映画などのコンテンツをダウンロードするためのデータパッケージ販売の増加の恩恵を受けている。昨年のiPhone発売以降、売上は増加した。

同社によれば、第2四半期の売上高は14%増の797億元となった。

第2四半期には、同社のモバイル部門の3Gユーザー数は926万人増加し、8,730万人となった。これは、同社の総携帯電話加入者数1億7,450万人の半分に相当する。中国電信は、携帯電話ユーザー数において中国移動通信(チャイナモバイル)と中国聯通(チャイナユニコム)に次ぐ地位にある。