ロイター通信によると、Googleは訴訟に巻き込まれているAndroid企業を全面的に支援すると発表した。このテクノロジー大手のCEO、エリック・シュミット氏は、「パートナー企業には支援すると伝えている」と述べた。さらに、HTCとAppleが係争中の係争を例に挙げ、「Appleの件は正しくない」と主張した。
現在台北でアジア3都市ツアーを終えようとしているシュミット氏は、サムスンやHTCをはじめとする主要パートナーとの強固な関係構築を望んでいることは明らかだ。スティーブ・ジョブズは伝記の中でAndroidを「破壊したい」と発言したとされているが、現状ではGoogleのスマートフォンプラットフォームはますます確立されつつあるようだ。
シュミット氏の今週のアジア訪問の目的は、Android企業に対し、Googleによるモトローラの買収が各社にとって直接的な脅威にはならないことを改めて保証することでもあった。Googleが自社製ハードウェアの開発を進めるとの噂もあり、Androidにとって状況を明確にすることは極めて重要だった。