2016年第1四半期、PC市場全体が縮小する中、AppleのMacはWindowsベースのマシンからPC市場シェアを奪い続けました。これは、ガートナーとIDCの最新データによるものです。いつものように、ガートナーとIDCはそれぞれ若干異なる見解を示しましたが、どちらもAppleにとって比較的ハッピーエンドと言える結果となりました。
IDCによると、2016年第1四半期の世界PC市場におけるAppleのシェアは7.4%に拡大し、4位に浮上した。これは前年同期比で0.7%の増加となる。シェアは拡大したものの、Macの販売台数は前年同期比2.1%減の450万台弱にとどまった。しかし、それでもAppleは、11.5%という急激な縮小を記録した他のPC市場をはるかに上回る好成績を収めた。
IDCの数字によれば、首位のレノボの販売台数は前年比8.5%減の1,210万台となり、市場全体のシェアは20.1%にとどまった。
2位のHPは1160万台を出荷し、前年同期比10.8%減の19.2%のシェアを獲得しました。Dellの数字も好調で、900万台を出荷し、前年同期比2%減の14.9%のシェアで3位となりました。
ガートナーの数字は少し異なり、Appleの世界出荷台数は前年同期比1%増の460万台となり、市場シェアは7.1%を獲得しました。HPは9%減、Lenovoは7.2%減、Dellはわずか0.4%減でした。ガートナーによると、Windows PCの主要メーカーで成長を見せたのはASUSのみで、わずかながら1.5%増でした。
ガートナーの米国市場データによると、レノボは米国全体で14%の成長を記録しました。デルは3%増と好調で、米国市場の26%を占めました。アップルは米国で若干の落ち込みを見せ、HPは出荷台数が17%減少するなど大きな打撃を受けました。
IDCの米国市場データによると、Appleは13%のシェアで4位につけ、米国での販売台数は177万台でした。IDCのデータによると、米国におけるAppleの売上高は5.6%増と、米国全体のPC販売台数が5.8%減少する中、市場全体を大きく上回りました。
(AppleInsider経由)