ファイナンシャル・ポスト紙の報道によると、AppleはiPad商標をめぐり中国企業Proview Technologyを相手取った訴訟で敗訴した。Appleは昨年、2000年から「iPad」商標を保有するProview Technologyを提訴していた。
同社は昨年、商標権侵害を理由にアップルを提訴すると警告し、商標権を8億ドルと評価した。アップルは、昨年プロビュー社から5万5000ドルで取得した欧州商標には中国における権利も含まれており、プロビュー社はこれを8億ドルと評価していると主張した。
本日の判決は、中国の司法制度が明らかにこれに同意していないことを示している。Proviewは勝利に続き、中国における商標権侵害でAppleを16億ドルの損害賠償を求めて提訴した。Appleはコメント要請に応じていない。
Apple は、もしそのような選択肢があれば、この判決に対して控訴を試みる可能性があり、商標の使用を継続するために Proview との和解に頼らざるを得なくなるかもしれない。
