サムスンはグーグルにアップルの「津波」に対抗するキャンペーンを起こさせたいと考えていた

サムスンはグーグルにアップルの「津波」に対抗するキャンペーンを起こさせたいと考えていた

Apple対Samsungの裁判が順調に進み、企業秘密が次々と明るみに出ている。Samsungは、競合相手であると同時に顧客でもあるAppleに対して攻撃的な広告を展開することに懸念を抱いていたようだ。どうやらSamsungは、Googleに自分たちの面倒な仕事を任せようとしていたようだ。

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9to5Macによると、サムスン テレコミュニケーションズ アメリカの CEO であるデール ソーン氏が最高マーケティング責任者に次のようなメールを送ったそうです。

以前もお話しいただいたように、当社はマーケティングにおいてAppleと直接戦うことはできません。もしSamsungが、大口顧客としての立場からAppleへの攻撃を避けるという立場を維持するのであれば、第4四半期には市場に出回っているAndroid製品の中でもより優れた製品が数多くあることを踏まえ、GoogleにAppleに対抗するキャンペーンを展開するよう要請することは可能でしょうか?

ソーン氏はiPhone 5の発売を「津波」と捉えた。(The Vergeより)

「ご存じの通り、iPhone 5の発売時には津波のような事態が起こります。9月か10月頃に起こるでしょう」と、ソン氏は2012年6月5日付のメッセージで警告した。「CEOの指示に従い、この津波を鎮圧するための対策を講じなければなりません」と、サムスン社のモバイル事業責任者であるJKシン氏に言及して付け加えた。

周知のとおり、サムスンは「Next Big Thing」広告でアップルの製品とユーザーの両方を絶えず嘲笑しており、アップルを直接攻撃することに対する当初の懸念を克服することができた。