ウォール・ストリート・ジャーナル紙の新しい報道によると、アップルのiPadとiPhoneは伝統的に強い日本のデバイスメーカーを追い出し、日本がアップルの市場成長チャートのトップに躍り出たという。
AppleInsider:
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、スマートフォン市場の約37％、タブレット市場の約50％のシェアを持つアップルは日本で爆発的な成長を遂げており、世界第3位の経済大国である日本は今やクパチーノで最も急速に成長している市場となっている。
アップルの日本における売上高は、前年度に約30%増加しました。一方、多くの観測者がアップルにとって最大の成長市場と見なしていた近隣の中国では、同時期の売上高成長率はわずか13%でした。
WSJは、Appleの日本市場における圧倒的な地位はブランドポジショニングによるものだと評価しています。同紙は、クパティーノを拠点とするAppleをファッションデザイナーのルイ・ヴィトンと同等の地位に位置付けています。その根拠として、東京に拠点を置くBCNのアナリスト、森英治氏の言葉を引用しています。森氏は同紙に対し、日本の消費者が新しい携帯電話を選ぶ際、「（選択は）スペックや理由ではなく、iPhoneを所有するかどうかで決まる」と述べています。
アップルは、歴史的に不安定な日本と韓国の関係からも恩恵を受けている。この亀裂により、韓国企業のサムスンが日本市場に足掛かりを得ることは困難になっている。
