GoogleがAmazon Echoへの対抗策、Google Homeスマートスピーカーを発表

GoogleがAmazon Echoへの対抗策、Google Homeスマートスピーカーを発表

Googleは水曜日、年次開発者会議「I/O」で、Amazon Echoのライバルとして噂されていた製品を発表した。Google Homeは、Google Nowの音声アシスタントをリブランドしたスマートスピーカーだ。

GoogleがAmazon Echoへの対抗策、Google Homeスマートスピーカーを発表

Googleアシスタントは、質問に答えたり、双方向の会話をしたりすることができます。また、音楽の再生などのタスクを実行したり、Amazon Echoのようなスマートホームデバイスと連携したりすることもできます。

このデバイスにはWi-Fiスピーカーが内蔵されており、音楽やポッドキャストをストリーミング再生できるほか、Google Cast経由でデバイスから音楽を送信することも可能です。また、ベース部分はカスタマイズ可能で、様々なカラーバリエーションから選べるほか、LEDライト、スピーカー、内蔵マイクも搭載しています。

Amazon Echo、そして今では小型のEcho DotとポータブルなAmazon TapもAmazonユーザーの間で大変人気を博しています。ユーザーは、デバイスに搭載されたバーチャルアシスタント「Alexa」に質問したり、ニュースを読み上げさせたり、最新の天気や交通情報を教えてくれたり、Amazonで商品を注文したりすることができます。また、スマート家電や照明の制御も可能で、サードパーティ開発者の間で人気を博しているAmazonのアドオンソフトウェア「スキル」を通じて機能を拡張することも可能です。Amazon Echoシリーズは、発売から1年以上経ち、累計300万台以上を販売したと言われています。

GoogleがAmazon Echoへの対抗策、Google Homeスマートスピーカーを発表

Googleの新しいデバイスは、Amazon Echoと同様に遠距離音声認識機能を搭載しており、ユーザーは部屋の反対側からでもコマンドを出すことができます。Google Homeは、「OK、Google」または「ねぇ、Google」と声をかけ、その後にコマンドを言うだけで起動できます。

Googleは、検索分野での約20年の歴史により、ユーザーはAmazon Echoで現在できるものよりはるかに複雑なクエリをGoogle Homeで実行できるようになると主張している。

新しいデバイスは今年後半に消費者に提供される予定です。