iOS 9.2アップデートでアプリスイッチャーが使いやすく

iOS 9.2アップデートでアプリスイッチャーが使いやすく

iOS 9.2アップデートでは多くの問題が修正されましたが、iOS 9のアプリスイッチャーの使いやすさを大幅に向上させる微妙な変更点については触れられていませんでした。以前のiOS 9では、アプリスイッチャーを使用すると、アプリウィンドウが画面上を素早くスライドしていました。そのため、一部のユーザーにとっては、スワイプしすぎて目的のアプリに戻るためにスワイプし直す必要がありました。

iOS 9.2アップデートでアプリスイッチャーが使いやすく
左側が通常の App スイッチャー、右側がモーションを抑えた App スイッチです。

カーク・マクエルハーン氏が最初に指摘したように、iOS 9.2では、あるウィンドウがスライドして邪魔にならないように表示される際、そのウィンドウを通り過ぎるのではなく、次の利用可能なアプリでフローが停止します。これにより、切り替えたいアプリに正確にアクセスしやすくなります。

iOS 9.2をインストールしているにもかかわらず、新しいアプリスイッチャーの動作が表示されない場合があります。表示されない場合は、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」と進み、「視差効果を減らす」がオンになっていることを確認してください。

「視差効果を減らす」をオンにすると、一部の派手なズームウィンドウなどがオフになるので、そういった目障りな機能が好きな方にはこのヒントは適していません。しかし、iOSのアプリスイッチャーでいつも行き過ぎてしまう人にとっては、少し楽になる便利なヒントです。