8月下旬、アップルは米国の裁判所でサムスンに対し、複数のサムスン製品がアップルの特許を侵害しているとして大きな勝利を収めた。そして今、サムスンがアップルに反撃し、アップルの最新スマートフォン「iPhone 5」を相手取って特許訴訟を起こしたようだ。ロイターが月曜日に入手した声明の中で、サムスンは次のように主張した。
「我々には、イノベーションと知的財産権を守るために必要な措置を講じる以外に選択肢はほとんどない」
サムスンはiPhone 5に対し、UMTS規格に関する2件の特許に加え、従来のiPhoneモデルを対象とした6件の「機能特許」を侵害していると主張している。サムスンによるこの訴訟は、米国の裁判所がサムスンのGalaxy Tab 10.1の販売禁止を解除した直後に提起された。
サムスンによる特許侵害の主張はアップルにとって決して意外なことではないが、アップルとサムスンの間の特許戦争がまだ終わっていないことは明らかだ。サムスン、iPhone 5を提訴