木曜日に発表された調査によると、iOSプラットフォームにおける収益は「フリーミアム」タイトルが圧倒的に優勢であることが分かりました。調査によると、2月のiPhoneアプリ総収益の71%は無料アプリを通じたアプリ内購入によるものでした。
AppleInsider:
分析会社Distimoが今週発表した統計によると、2月のiPhoneアプリ総収益のうち、有料アプリが占める割合はわずか24%でした。残りの5%は、有料アプリを通じたアプリ内購入によるものでした。
フリーミアムアプリの中で最も収益が高かったのはゲームアプリであることは、誰もが予想していた通りです。2月のランキングでは「クラッシュ・オブ・クラン」がトップの座を獲得しました。ゲーム以外のアプリで唯一トップ10入りを果たしたのは「TurboTax SnapTax」で、10位にランクインしました。
上位 10 個のアプリのデバイスあたりの平均収益は、What's the Word の 37 セントから、Rage of Bahamut の 7.04 ドルまでの範囲です。
売上高上位 250 アプリのうち 170 アプリはアプリ内購入が可能な無料アプリ、53 アプリはアプリ内購入が可能な有料アプリ、27 アプリは有料のみです。
アプリ内購入を国別に見ると、日本は1タイトルあたり平均3ドルを費やしており、最も多く費やしています。一方、米国、英国、ドイツはいずれもダウンロードあたり平均約1ドルを費やしています。
有料アプリは最近、子供たちが親のApp Storeアカウントに課金するために頻繁に利用し、親のクレジットカードに多額の請求が発生するなど、論争の的となっているとしてニュースで取り上げられています。これを受けてAppleは、無料アプリにアプリ内購入が含まれている場合、その旨を明記する通知を追加しました。