2月にUbermediaがTweedeckに2500万ドルから3000万ドルで買収を検討しているというニュースをお伝えしました。その後大きな進展はありませんが、Tweedeckが買収提案を断ったのか、それとも交渉の泥沼にはまったのかは不明です。
さあ、Twitterに入りましょう。
WSJは昨夜、Twitterが英国拠点のTweetdeckの買収に5000万ドルを提示したと報じた。これはUbermediaのこれまでの提示額の2倍にあたる。
Twitter社はまた、多くのTwitterユーザーがツイートの閲覧や管理に使用しているプログラム「Tweetdeck」を約5000万ドルで買収する交渉を進めている。
Twitterの創業者ジャック・ドーシー氏が最近、同社のプロダクト責任者に復帰し、同社への助言をより積極的に行うようになった。
変更がいつ導入されるのか、またTwitterがTweetDeckをどのように活用するのかは不明だ。これまでに7件の小規模な買収を行っているTwitterの広報担当者はコメントを控えた。TweetDeck社のCEO、イアン・ドッズワース氏にも連絡が取れなかった。
Twitterは以前、Tweetieを買収し、そこからTwitter.app、Twitter iPhoneアプリ、Twitter for iPadを次々と開発してきました。TwitterはTwitterクライアント市場を独占することの価値を認識しており、TweetdeckがTwitterクライアントの約11%の利用者を占めていることを考えると、Ubermediaへの対抗提案は賢明な戦略と言えるでしょう。
Twitterの買収の動機は不明です。Tweetdeckを貴重な金銭的資産として利用しているのか、それとも競合他社の利益を奪う資産として利用しているのか?買収した場合、Tweetdeckを廃止するのか、それとも存続させるのか?
Ubermedia による Tweetdeck の買収が成立すれば、Ubermedia は Twitter 上の全ツイートの約 20% を管理することになる。
Twitter 側も少し心配しているようだ。