Appleがいかにして他の企業やその製品に破壊的な影響を与え得るかを示すさらなる証拠として、デジタルカメラの特許がAppleに譲渡されたとのニュースを受けて、アクションカメラメーカーのGoProの株価が12%下落したとの報道がある。
マックルーマーズ:
アップルは昨日、米国特許商標庁より、手首に装着するデバイスで駆動するリモートコントロールカメラシステムに関する米国特許第8,934,045号を取得した。
一部の報道機関は、この特許はAppleの社内発明だと報じたが、実際には、2012年にKodakから購入した複数の特許の一部としてAppleの所有物となった。フィルムカメラメーカーである同社は、その知的財産をAppleとGoogleが率いる2つのコンソーシアムに総額5億2500万ドルで競売にかけた。
Appleがコダックから特許を購入したのには確かに理由があるが、特許のAppleへの譲渡が、同社が近いうちにGoProの競合製品を市場に投入することを意味するわけではない。しかし、GoProの株価が12%下落したことは、Appleが他社にどれほどの破壊力を持つかを示す優れた指標と言えるだろう。