マイクロソフトが、iOSおよびAndroidデバイス向けの人気サードパーティ製キーボード「SwiftKey」を開発するSwiftKey社を買収したと報じられています。フィナンシャル・タイムズ紙によると、 レドモンド に本社を置くマイクロソフトは、SwiftKey社を2億5000万ドルで買収したとのことです。
SwiftKey キーボードは、2010 年から Android デバイスで利用可能であり、Apple が 2014 年に iOS 8 をリリースしてサードパーティ製キーボードのサポートを開始したときに、iOS 用キーボードをリリースした最初の企業の 1 つでした。
iOS用キーボードは、ユーザーの入力方法を学習して適応する「スマート」キーボードです。より正確なオートコレクト機能とインテリジェントな次単語予測機能を提供することで、キー入力の回数を減らすことを目指しています。キーボードはユーザーの入力方法を学習し、使い続けるにつれて賢くなっていきます。
SwiftKeyキーボードは3億人以上が利用しているにもかかわらず、同社はアプリの収益化に苦戦しています。当初は有料アプリとして提供されていましたが、後にフリーミアムモデルに移行し、ユーザーはキーボードを無料でダウンロードし、カスタマイズやテーマに料金を支払うようになりました。
現時点では、MicrosoftがiOSとAndroid向けのSwiftKeyキーボードのサポートを継続するかどうか、またSwiftKeyキーボードの技術をどのように活用する予定なのかは不明です。詳細は、Microsoftが買収を正式に発表する今週後半に明らかになるでしょう。