ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、アップルのCEOティム・クック氏は、2012年3月以来となる中国への訪問で、工業省の苗薇部長と会談した。クック氏と苗薇氏の写真が政府のウェブサイトに掲載されたが、中国の様々なイノベーション産業や通信産業の発展に関するもの以外にどのような話し合いが行われたかは不明である。
WSJ:
クック氏の訪問の目的は不明だが、話題には事欠かないだろう。クック氏の訪問は、アップルの中国における製造慣行に対する監視が強化され、中国がアップルにとって第2位の販売市場となる中で行われた。
中国はアップルの戦略において日に日に大きな部分を占めるようになっており、アップルのCEOがこのような重要な市場をコントロールし、権力者たちと良好な関係を保ちたいと考えていることは明らかだ。
アップルの広報担当者、キャロリン・ウー氏は、コメントを求めるWSJからの電子メールに「すぐには」返答しなかった。